皮肉な歴史の結果

ハワイアンジュエリーの発祥が、その名にもある通り、ハワイにあることは、ご承知のことと思います。
しかし、その広がりに関しては、諸説あります。
代表的なところでは、ヨーロッパを源とすることで、大英帝国時代のイギリス王室が、ハワイアンジュエリーを贈り物として利用し、それがドーバー海峡を超え、瞬く間に世界に広がったというものです。
言わば、ハワイアンジュエリーの知名度は、ハワイを経由してはいないということです。
少々卑近な例になりますが、日本で生み出された柔術が、遠く太平洋を超え、南米ブラジルで発展し、今日に知られるグレイシー柔術になっていることと似たような面があると言えるでしょう。
もっとも、ハワイアンジュエリーにおいては、ハワイの伝統として続いていましたが、柔術の場合は、日本で邪道と見られていたため、日本から出て行ったというのが、正解のようです。
いずれにせよ、歴史というものは、非常に皮肉なように思います。
けれども、そう言えるのも、ある程度の時間が必要なことは、言うまでもないでしょう。

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